「SEO対策」とかいう、なにやら無視できない対策があるらしい
ブログ閲覧数の伸び悩みが著しい。
完全なる趣味なので、今までさほど気にしてはいなかったが、それでも少ない時間でなんとか書いている記事たちだ。ネットの海にばらまくやいなや、誰にも見向きもされないまま沈んでいくのを見るのは寂しいものがある。
そう、別に私は、自分の思想をブログという形で成仏させたいわけではない。あくまで産み落としたつもりであって、葬り去ろうという気持ちは微塵もない。というか、仮に成仏させるつもりで記事を投稿していたとしても、見向きもされないのでは死んでも死に切れん。
「これはいかん」と一念発起し、坊主が念仏をそらんじるかのごとく、流れるような所作で検索窓に「ブログ アクセスアップ」と検索した。
するとなにやら「SEO対策」という言葉が必ずと言ってよいほど出てくる。アクセスアップで検索し、どのサイトにも必ず出てくるということは、アクセスアップには必須であることがブログ初心者にも容易に想像できる。
「これさえやれば、わが記事たちも成仏できよう」と確信した私は、さっそくSEO対策が何たるかを読みすすめた。
どうやら、このSEO対策をうまくやると、検索時に”投稿した記事が最初のほうに表示される”というものだと判明。最初のほうに表示されるから訪問されやすくなるという、とてもシンプルなカラクリだ。
ではどのようにやるのか？それが以下になるらしい。
- キーワード選定
- キーワードにもとづくユーザーが欲しい情報の提供
- 信頼性の高い記事にする
他にも色々あるようだが、おもにはこれら。
なるほど。より価値ある記事を訪問されやすい位置に置くことで、インターネットサービスの質を向上しようということか。なるほどである。これにはなるほどと言いたい。
上記3つの内容を、自分の過去の記事と照らし合わせ、傾向と対策を練ろうと思っていた。しかし、それには及ばないことが今判明した。
まったくできていない。三球三振です。しかもフルスイングで三球三振です。
キーワード選定などしたことがないし、自慢じゃないが「ユーザー様はどのような情報が欲しいのか？」など考えたことがない。俺だ俺だと俺流の記事をたれ流してきた、自己満足のオナニー野郎だ。
そして、信頼性の高い記事。まず現段階で、「閲覧数が伸びない」「俺の記事が成仏できない」など、文句しか言っていない。むしろこの作風は、信頼を切り売りしているようなものだ。書けば書くほど信頼が失われていく。これはとても悲しいことだ。投稿する記事が多くなってきて、その人がどんな人間かが見えてくるのに反比例して信頼が失われていく。
SEOをフル活用するには何かとハードルが高そうだ。仕事と割り切ってやる部分がなければ続かないだろう。
日の目を見ない記事が多いが、今まで通り、キーワードなんか決めず、そしてニーズガン無視の無利益記事を書いていくこととしよう。
