思いのほかツイッターのフォロワーが減っている。
このブログに負けず劣らずの勢いで、低空飛行を続ける私のツイッター。基本的には、ブログを更新したら、ツイッターのほうにもその旨をアップしている。だがそれしかしていない。
私がこれまでに行ったこの検証によると、ブログの記事をツイッターにアップしているだけでは、フォロワーはどんどん減っていく。「フォロワーの増やし方」を提唱している方は多くいるが、「フォロワーの減らし方」をわざわざ説明している人間はいないだろう。
読者の方には、今回ぜひとも「ツイッターでブログの更新をつぶやくだけでは、フォロワーがどんどん減っていく。」というデータだけでも持ち帰り、新たな気づきを得てほしい。
そして私の最終目標は、皆様に”気づき”を促し、”行動を変える”ことにある。具体的に言うと、「フォロワーが増えすぎて困っている」という方に、「どうすればフォロワーを減らせるか」を提案し、実行してもらうことだ。
いよいよフォロワーが一桁に突入するほどに減ってきた私だが、「フォロワーが増えて困ること」と言うと、「発信に指摘が入りやすくなる」ということがあると予想できる。フォロワーが多く目立つゆえに、そのような状況は避けて通れない。「あの頃のような楽しいツイッターライフを取り戻したい」、そう思っている方もいるだろう。これは私のたぐいまれなる経歴をもとに、なんとか救済したい。
フォロワーを減らすための方法を語るためには、まず”増やし方”を学ぶ必要がある。ネットで検索すると、どうやら増やし方は主に下記とのこと。
- 拡散されやすいツイート
- トレンドに乗る
- 毎日発信する
「拡散されやすいツイート」というのは、つまり「共感を呼ぶ+拡散したいと思う内容」らしい。つまり、まったく共感されず、ほかの人にも伝えたいと思わない内容が、フォロワーを増やすことには適さないということ。
いろいろと考えてみるも、これが意外と難しい。
仮に「共感されない」だけにフォーカスしたとする。昔、ダウンタウンDXという番組内に「芸能人の私服」というコーナーがあった。各芸能人は自分の私服にテーマをつけ、それを披露する。その中で、叶姉妹が「単なるちょっとした移動着」というテーマで、12億円の服を着ていた。これほど共感できなかったことはない。だが、無我夢中で拡散したい内容だった。
やはり叶姉妹の持つ影響力をもってすれば、「共感」や「拡散性」、「トレンド」など、小手先のテクニックは必要ないということが分かる。影響力とフォロワーは比例していくということだろう。
つまり、すでにフォロワーが多い人は、影響力を持ってしまっていると言える。フォロワーの多さに困っている人を救うべく、いろいろと調べてみた。しかし、どうやら1度影響力を持ってしまった人は、フォロワーが減ってもその影響力をゼロにすることは出来なさそうだ。
影響力を持った人は、別の場所に行っても、またツイッターと同じように「発信への指摘」を受けやすい存在になるだろう。皮肉なことである。どうやら、私が差し伸べられる救いの手はなさそうだ。
私が主にやっているのはブログである。ツイッターのフォロワーが増えることで、ブログにも良い影響があるだろうと思い、フォロワー数を気にしてきた。しかし、今は違う。
叶姉妹も、このような言葉を残している。
「ヌードの世界に驚く人は、服を着なければならないと、思い込んでいるのです」
今ならば、共感できる。
私もツイッターの世界に生きる人間として、「フォロワーを増やさなければならない」という思い込みを捨てて、地道に精進していきたい。