喫茶マンスペース

今日も特になにも起きず。だがそれで良い

登録読者数が69人を突破した。とにかく感謝。

このブログを読んでいる方が、私に対してどのようなイメージを持っているかは分からない。しかしながら、リアルでは清純派な私である。

 

もちろん愚痴を垂れ流すようなことはしないし、他人の悪口に便乗することもほぼない。ましてや、下ネタで盛り上がる輪の中に入り込み、己の性癖やこれまでのセクシー体験をひけらかすことなど言語道断である。

 

だが、私もいちサラリーマンである。気づいたころには上司の愚痴や悪口の渦に巻き込まれていることがあり、これらから完璧に逃れることは不可能と感じている。

 

しかし下ネタは別だ。経験上、下ネタに巻き込まれても、笑っていればやり過ごせることがほとんどで、さらにそうすることで、下ネタに積極的でないことも伝達できる。

 

とにかく、私は下ネタがあまり得意ではないのだ。そして、得意でない理由はただひとつ。

 

すべった時のダメージがデカすぎるからである。さらに下ネタには恐ろしい罠がある。たとえ男子にウケたとしても、周りで聞く女子にはドン引きされている可能性があるのだ。これを私は”2段すべり”と呼んでいる。

 

当然ながら、男女では下ネタに対する意識やおもしろポイントが違う。下ネタで完璧にウケるためには、男子と女子のおもしろポイントが重なる絶妙なラインを攻めなければいけない。至難のわざである。

 

そんな中で、もし会話で下ネタの発信を強いられたとき、どのような対応をすれば良いのだろうか。私が現時点で考える最善の戦略は、「女子にウケる下ネタ」である。目の前にいる数人の男子を完全に無視し、周りで聞き耳を立てているであろう女子の性癖を熟考し、その女子のためだけに下ネタを発する。

 

これを仮に実行し、男子にはすべったが、その女子が「くすっ」と笑ったとしよう。そうすると、どうなるだろうか。男子諸君なら分かるだろう。

 

とにかく興奮するのである。「この女子はこの下ネタが理解できるのか」「こういうものが好きなのか」、と興奮するのである。この時、つまらない下ネタを聞かされた男子は、すっかり当該下ネタのつまらなさを忘れているだろう。

 

しかしながら、下ネタのリスクが大きいことは変わらないだろう。ごく一般的な小話と比べても、取るべき配慮が多い。よって私は、今後も下ネタを出来るだけ避けるようにするつもりである。

 

ではなぜ今回、タイトルにあるように「69」という、いやらしい数字を祝した記事を書いているのか。

 

それは紛れもなく、下ネタが大好きだからである。

 

「ここまで散々、下ネタはリスクがあるから嫌だと言ってきたじゃないか」、という皆様の心の声が聞こえる。それは、半分正解だが半分間違っている。まず第一に私はウケようと思ってこの記事を書いていない。「下ネタの難しさ」を説いているだけだ。ゆえに、ウケてなくてもまったく問題ない。というか、これを読んでいる人、特に男子は笑っている場合ではない。これまで己が発してきた下ネタを悔い改めるべきである。男同士で下ネタを言い合ってじゃれている暇はない。

 

そして女子諸君。

 

今この記事を書いている私がどのような姿かたちをしているか、あなた達にはわかりようがないだろう。小太り中年男性かもしれないし、横浜流星のような超絶イケメンかもしれない。しかし、想像するのは自由である。ぜひとも、横浜流星のような超絶イケメンが「下ネタ大好き」と言っていることをイメージしてほしい。

 

つけているテレビ番組は、途中から見始めた金曜ロードショー。2人とも内容がいまいち理解しきれない。でも、そのおかげで2人だけの世界は映画に壊されない。いつものコンビニで、それぞれがいつも飲む好きなお酒を買って飲んでいた。少し酔ってきたあなたと横浜流星は、肩を寄せ合い明日の予定を話し合う。そうこうしていると、1週間分の疲れが押し寄せてきたかのように、強い眠気があなたを襲う。あなたは横浜流星の肩に頭をのせる。意識が薄れていく中で、横浜流星も頭を優しくあなたに寄せる。そこで横浜流星がひと言。

 

「今晩どお?」

 

 

女子諸君には、存分に下ネタでニヤニヤしてほしいと思っている。そのニヤニヤで、我われ中年小太り男子もニヤニヤできるので。

 

 

あ、69人ありがとう。横浜流星さん、すいません。