喫茶マンスペース

今日も特になにも起きず。だがそれで良い

大至急、ローソンの「ホボクリム」の美味しさを伝えたい。

今、ファミレスでこの記事を書き始めたのだが、隣に座る3歳くらいの子供が、「何をやっているんだ?」と言わんばかりに、パソコンを見てくる。

 

3歳の子供の知能がどれほどなのかは、よく分からない。今まさに書いているこの文章は理解できるのだろうか。まさか自分のことを書かれているとは思わないだろうと、私は信じている。

 

というか、そうでないと、ここから先を書き進める勇気が出ない。だが、文章を理解できないだろうと思いつつも、見られていると恥ずかしい。今日は特にやめてほしい。

 

タイトルにある通り、ローソンで売っているスイーツ「ホボクリム」の美味しさを、皆様に分かりやすく伝えたいと意気込んでいたからだ。もし、ここでホボクリムの写真を取り出してしまうと、この子供に私がどういった類の活動をしているかを勘づかれてしまう可能性がある。

 

今のところ、親御さんは私に無関心。休日に残っている仕事をファミレスでこなす、平凡なサラリーマンに見えているだろう。それでいい、平凡なサラリーマンでいい。平凡であることがいかに難しいか。偉大なる平凡である。

 

まずは取り急ぎ、簡単に説明しておこう。ホボクリムとはシュークリームのような形状をしたもので、中にクリームがたっぷり入っているスイーツである。ひとくち食べると、溢れんばかりのクリームが姿を現す。そして、その柔らかいクリームがこぼれおちないように、クリームを吸うような形で食べ進めていく、「至福の権化」のようなスイーツである。

 

本来であれば、ここでホボクリムの断面写真をブログに乗せて、いかにクリームたっぷりかをお伝えするべきところである。しかしなぜ子供というのは、これほどまでに集中力がないのだ。目の前のピザを凌駕する魅力が、この文字の羅列のどこにあるのだろうか。

 

このパソコン画面にホボクリムの写真を映し出した時、それを見た子供が「あれ食べたい」などと言いながら、こちらを指さし、親御さんに訴えたら最後。平凡なサラリーマンと思い、気にも留めなかった人間が、実は仕事などは一切しておらず、休日のファミレスでひとりコンビニスイーツを調べるという、暇人以外やるはずがない行為をしている人間と思われてしまう。「仕事をしろ」と言われるだろう。私は子供に言いたい、「ピザを食べろ、グミあげるから」と。

 

ともあれ、今回の任務はホボクリムの美味しさを伝えることにある。限界まで頑張ろう。

 

さらに、このスイーツが素晴らしいのはクリームの量だけではない。プレミアムロールケーキという、「クリームの美味しさ」に定評がある超絶ヒット商品を生み出しているローソン。そのローソンが「クリーム」を特徴に売り出している商品、それがホボクリムである。クリームの量と質を兼ね備えたローソンスイーツの集大成ともいえる仕上がりだ。

 

ホボクリムを知らない方でも、プレミアムロールケーキを知っている方なら多くいらっしゃるだろう。ロールケーキを横に寝かせた形で売られているスイーツである。当初の予定では、プレミアムロールケーキの写真もここに乗せることで、ホボクリムという素晴らしい商品を発明してくれたローソンの売り上げに少しでも貢献したいと思っていた。

 

だが、それもどうやら難しいようだ。

 

 

ピザを咀嚼しながらこっちを見るな。ジュースを飲む時は正面を向け。フォークを自慢げにこちらに見せるな。私が眉毛を上下にグイグイやっただけでニヤニヤするな。ハッタリの高速タイピングで声を出して笑うな。私の得意技である、Enter高速連打をお前のほっぺたにくらわせるぞ。

 

 

 

ちなみに、ホボクリムは3歳児のほっぺたぐらい柔らかいので、食べるときはご注意を。