喫茶マンスペース

今日も特になにも起きず。だがそれで良い

【たぶん、今日もコンビニに行く】おでんが美味しい季節ですね

なんとなく日記でも書こうと思い、じゃあどんな、と考えたあげく、より身近なほうが良いと判断し、じゃあなんだ、と考えたあげく、コンビニになりました。コンビニの日記です。

 

 

〈2020年12月5日 セブンイレブン

ちくわぶ”を頼んだはずだが、家について確認すると”ちくわ”だった。まったく問題ない。ちくわも美味しい。まったく問題ない。

 

思えば、注文方法が想定していたものと違った。私の経験上では、レジ横のおでんコーナーを店員と私で挟むようにポジショニングし、私が食べたい具材を伝える。そして、その都度店員はそれを容器に入れていく。これが普通だと思っていた。

 

では今回はどうか。私はおでんコーナーの前に立つ。そして、店員はレジスターの前で、私が伝えるおでんの具材を都度レジに打ち込んでいく。そして、合計金額が確定。私はレジスターの前に移動し、お金をトレーにのせる。私がお金をトレーにのせている間に、店員はおでんコーナーに移動し、先ほど伝えた具材を容器に入れていく、という方法であった。

 

確かに、この方法だと間違えるのも理解できる。ここで”ちくわぶ”が食べられなかったことに関してグチグチ言うのは大人じゃない。さすがに私もいい歳である。

 

とりあえず酒でも飲もう。

 

〈2020年12月6日 セブンイレブン

間違いは誰にでもあるものだ。冷静に考えると、コンビニおでんのシステムはなかなか間違いに繋がりやすいものだと改めて感じていた。「ヒューマンエラーはない。あるのはシステムエラーだけだ」。キングコング西野さんの言葉を思いだす。

 

自分の気持ちが落ち着いた時に、偉大な人間の格言を我が物顔で放ち、「余裕です」と言わんばかりの態度をとってしまうのが私の悪い癖だ。ホントは”ちくわぶ”を食べたかった。

 

食べたいと思った”ちくわぶ”を一番最初に注文したのが悪かったのかもしれない。ちくわぶ、大根、はんぺん、昆布…と注文する間に、店員さんは”ちくわ”と”ちくわぶ”が混同してしまったのだろう。まぁ、ヒューマンエラーは無いという話しを聞いているので、これはシステムエラーということになる。

 

といっても、もう終わったことだ。気にせず進めよう。

 

私は基本的に1日に1回は甘いものを食べないと落ち着かない主義である。今日もコンビニのお世話になる。そう、昨日と同じ店だ。

 

個人的に最強コンビと銘打っているシュークリームとコカ・コーラを手に取り、レジに向かう。どうやら、昨日おでんでお世話になった店員さんはいないようだ。確かに今は昼間。おでんを買ったのは夜だったから、あの店員さんは今家で寝ているのだろう。

 

ここでふと思う。値段。”ちくわ”と”ちくわぶ”の値段の違いはどうなんだろうか。

 

自宅で”ちくわ”と対面したときの衝撃で、値段のことまで考えていなかった。”ちくわ”なりの美味しさを体験したことで、値段のことなど忘れていた。

 

私は”ちくわぶ”の金額を支払っている。つまり、もし”ちくわ“の方が”ちくわぶ”よりも安かったら、私は損をしていることになる。高級な”ちくわぶ”の金額で、庶民的な”ちくわ”を手に入れたことになる。

 

損をしたのか、はたまた得をしたのか。これは念のため確認しておきたいところだ。

 

「損」か「得」か。これは私だけでなく、老若男女問わず、ジェフ・ベゾス(アマゾン創業者)だろうとラリー・ペイジ(グーグル創業者)だろうと、「損」しているということは共通である。中田敦彦YouTube大学で勉強した。彼らは金持ちだ。それでも「損」に変わりはない。

 

全人類共通の問題と言える本件を、今この目で確かめたい。

 

結論から言おう。以下である。

 

ちくわぶ:88円

・ちくわ :88円

 

 

なかなか良いシステムではないか。