喫茶マンスペース

今日も特になにも起きず。だがそれで良い

ツイートすればするほどフォロワーが減る現象。つまりこうだろ。

「フォロワーを増やす」。それは、ツイッターに取り組む全人類にとっての課題のひとつである。私も、もれなく当該課題に取り組んできたが、まるで自然の摂理に反するかのごとく、イレギュラーな減少曲線をたどってフォロワーが減っている。

 

フォロワーを増やそうと、ツイートをすればするほど、フォロワーが減っていくのだ。非常に悩ましい事態であり、不可解な現象であった。

 

しかしながら、ふと日常生活での対人関係に置き換えると、この不可解な現象の合理性、つまり、「フォロワーが減って当たり前であった」ということに気づいてしまった。

 

「第一印象が重要」ということは、社会人は当然のこと、就活中の大学生、はたまた職務質問を受ける不審者でも周知のことである。「第一印象が重要」の意味するところは、「自分がどういう人間であるかは、第一印象で判断されるから」ということだろう。考えてほしい。第一印象が良ければ良い人であり、第一印象が悪ければ嫌なヤツと認識される。つまり、第一印象さえ良ければ、その瞬間、中身はどうでも良いのだ。

 

想像してほしい。もしあなたがマザーテレサと初めて会うとしよう。あなたは「あの人が偉大なるマザーテレサ様か」と、ほれぼれとしながら近づき話しかけたとする。その瞬間、写真では見たことがないような鋭い眼光で「今ちょっと忙しいから」と言われたらどうだろう。さすがにビビるだろう。そして、さらにその流れで、見ず知らずのババアがあなたに近寄り、こう語りかける。「テレサ様の手が空いたころに、あなたに声をかけてあげるから。それまで、こっちの日陰で座ってお茶でも飲んで休んでいなさい。」

 

私は、見ず知らずのババアとのワンナイトラブを選ぶだろう。

 

このように、第一印象とは非常に重要である。それまでイメージしていた人物像と第一印象が、マイナスの方向に乖離すると、「期待外れ」という印象を与えてしまう。

 

「ツイートしたことにより、フォロワーが減る」、これはつまり、フォローした際にもっていたイメージと実際のツイートが、その人にとっては不快な乖離の仕方をしていたのだろう。

 

では、私が周囲に、フォロワーに与える第一印象はどのようなものだろうか。それはこのブログの文体に顕著に表れていると思われる。客観的にみて、おそらく「まじめ」、「冷静」、「堅実」というところだろう。確かに、論理の組み立てなどからは、そのような印象を与える部分はあると思われそうだ。

 

しかし、文体に騙されないでほしい。かみ砕いて読んでほしい。

 

ここまで「フォロワーが減ってしょうがない」と、文句しか言っていない。さらに、謎の論理を展開して、「自分の悪いところも分かってます」的な、生意気な態度を貫いている。見ず知らずのババアを抱いている。

 

これが私の本性である。

 

 

分かったなら、もう一度考えなおし、フォローしてほしい。