喫茶マンスペース

今日も特になにも起きず。だがそれで良い

やるべきことは決まっているはずだ。

このご時世。私のような暇人がやるべきことは決まっている。「とにかくブログを書け」、心の声が聞こえてくる。しかし残念なことに、このように意識の高い方向へ誘導してくれる第二の自分はとても貧弱で、だらしない私の確固たる習慣にノールックで殺される。

 

今回は、私がブログを書くために乗り越えている障壁を書きたいと思う。つまり、ブログを書きあげるまでのハードルを説明することで、周囲の方にはブログを書いていないことを肯定的にとらえてもらおうという作戦だ。そして、最終的には「ちゃんとブログ書いて偉いね」と褒められたい。

 

私はパソコンでブログを書いている。電源を入れ、顔認証によりデスクトップ画面へ移るという流れだ。そして、最近この「顔認証」が私のやる気を奪いにきているような気がしてならない。気のせいかもしれないが、悪意を感じずにはいられない。

 

というのも、昨今の外出自粛により、運動量が急激に減っている。そして、私は顔から太るタイプの人間だ。顔から太るタイプの人間の運動量が減少し、喫食量が増加している。

 

それつまり、顔が太る。

 

そのせいか、自粛前よりも顔認証が完了するまでのスピードが落ちている気がする。なんなら認識されない。改善策として、ほっぺたをへこませるという方法をとっている。AIがどのような手法で人間の顔を認識しているかは分からないが、コロナウイルスの影響により、AIでも追いつけない速さで社会が、そして私の体重が変化していることは間違いない。

 

以前、スーパーに買い物に行った時のこと。「コロナウイルスの影響」ということで、青いバナナが販売されていた。「こんな影響も出るのか」と驚いたことを覚えている。そして本件に関しても、それと同じくらい「こんな影響も出るのか」と驚いている。「ブログは家にいながらでも書ける。だからコロナの影響は薄い」、これが一般的なブロガーの考えだろう。これは今の私の認識から大きく乖離している。

 

私を見てほしい。「コロナで自粛」→「太る」→「顔認証エラー」→「ブログめんどくさくなる」、影響が色濃く出ている。そんな中でも、今ブログを書いている。つまり私は、今まさにコロナが与えし試練に打ち勝っているということだ。どうだろう、これは褒めるしかない。褒めしろがスゴイ。

 

しかしながら、いくらその相手が偉大であっても、称賛を言葉で伝えるのは照れくさいものである。そんな方のために、ユーチューブではグッドボタンチャンネル登録があり、ツイッターではいいねがある。これらは立派な意思表明であり、称賛だ。そして、明確な言葉を使う必要がないため、「言葉で伝えたいけど、時間がない」、「とても良いとは思ってるんだけど、この気持ちを言葉にできない」などの声に答えるものでもある。

 

つまりは、私がどういう人間であるかを全く知らない方でも、すぐに、そしていくらでも私を褒めたたえる事が可能ということだ。

 

 

まずは自分にグッドしておくとするか。